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犬を迎えた最初の1週間にやること完全チェックリスト

犬を迎えた最初の1週間にやること完全チェックリスト

2026年06月13日 暮らし・住まい

「迎えた初日から何をすればいいの?」

そんな不安を抱えたまま愛犬を連れ帰る飼い主さんは、実はとても多いです。

準備万端のつもりでも、いざ家に来ると「あれ、次は何をするんだっけ?」と頭が真っ白になることがあります。

この記事では、迎え入れから最初の7日間でやるべきことを時系列で整理し、よくある失敗も含めて丁寧に解説します。

最初の1週間が「その後の暮らし」を決める理由

犬にとって新しい家は、においも音も人もすべてが未知の空間です。

特に生後2〜4か月の子犬は「社会化期(しゃかいかき)」と呼ばれる時期にあたり、この時期に受けた印象が成犬になってからの行動様式に大きく影響します。

成犬を迎えた場合も同様で、最初の1週間は犬が「ここは安全だ」と判断するための大切な観察期間です。

焦らず丁寧に関係を築くことが、のちのトレーニングや健康管理にも直結します。

1日目〜7日目でやること:7ステップ

以下の手順は「迎えた日」を1日目として数えています。

すべてを完璧にこなそうとせず、「今日はここまで」と段階を踏むのがおすすめです。

  1. 帰宅直後:まず30分は静かにさせる

    キャリーバッグやクレート(犬用のケージ・ハウス)を部屋に置いたら、扉を開けたまま犬が自分で出てくるのを待ちます。無理に抱き上げたり、家族全員が取り囲んだりすると、犬は恐怖でフリーズしたり粗相したりすることがあります。「出たくなったら出ておいで」というスタンスで、声もなるべく抑えめに。

  2. 1日目の夜:寝る場所を固定する

    クレートや犬用ベッドの場所を決め、初日からそこで寝させるのがおすすめです。「かわいそう」と感じて添い寝をすると、犬は「一人で寝ること=異常事態」と学習し、一人寝の練習がのちのち難しくなります。鳴いても数分は様子を見て、落ち着いたタイミングで声をかける方法が一般的です。


  3. 2日目:トイレの場所を教え始める

    起き抜け・食後・遊んだ後はトイレのサインが出やすいタイミングです。床をくんくんしながらうろうろし始めたら、素早くトイレシートの上に連れていきます。成功したら穏やかに褒め、失敗しても叱らないのが鉄則。トイレシートは最初は広めに敷き、徐々に面積を絞っていくと成功率が上がります。

  4. 3日目:かかりつけ動物病院を受診する(予約を入れる)

    健康診断と同時に、ワクチン接種の記録を確認してもらいます。ペットショップや保護団体から渡される「接種証明書」を必ず持参してください。また、マイクロチップの確認、ノミ・ダニ予防薬の処方なども初回受診でまとめて相談できます。「何かあったときに連れて行く場所」を先に決めておくことが、緊急時の安心感につながります。

  5. 4〜5日目:生活リズムを一定にする

    ごはんの時間、散歩の時間(子犬でワクチン未完了の場合は外出を控える)、遊ぶ時間、寝る時間をなるべく毎日同じにします。犬は「次に何が起きるか予測できる」状態になると安心感を覚えます。人間側のスケジュールが不規則な場合でも、「起きたらごはん」「散歩は朝と夕方」など最低限のアンカーポイントを決めておくのがおすすめです。


  6. 6日目:名前を覚えさせるトレーニングを始める

    名前を呼んで目が合ったら、小さなおやつか穏やかな言葉で褒めます。これを1日に5〜10回、短時間(1回あたり2〜3分)繰り返すだけで十分です。「名前を呼ばれると良いことがある」という関連付けができれば、のちのリコール(呼び戻し)トレーニングの土台になります。


  7. 7日目:1週間の様子を振り返り、気になることをメモする

    食欲の変化、便の状態(硬さ・回数・色)、睡眠時間、気になる行動などをノートやスマホのメモにまとめます。次の動物病院受診時に「先週からこんな様子で…」と伝えられると、診察がスムーズになります。犬の状態を客観的に記録する習慣は、長期的な健康管理にも役立ちます。

最初の1週間で失敗しがちな5つのポイント

1. 構いすぎて「一人でいられない犬」を作ってしまう

迎えたばかりで嬉しいのは当然ですが、常に抱っこしたり声をかけ続けると、犬は「人がいる状態が普通」と認識します。

意識的に「一人でケージにいる時間」を作り、その間に穏やかに過ごせたら褒める習慣をつけると、分離不安(ぶんりふあん:飼い主がいないと極度に不安になる状態)の予防になります。

2. 初日から家族全員で触ろうとする

子どもが複数いる家庭では特に注意が必要です。

犬にとって「知らない大きな生き物が複数同時に迫ってくる」状況は恐怖そのもの。

最初の数日は世話をする人を一人に絞り、徐々に家族を紹介していくのがおすすめです。

3. 失敗したトイレで叱る

粗相を発見して叱っても、犬は「なぜ叱られているか」を理解できません。

叱られた記憶だけが残り、飼い主の前でトイレをしなくなる(隠れてする)ケースも出てきます。

失敗したときは無言で片付け、成功したときだけしっかり褒める一方向のアプローチが定着の近道です。

しつけについてさらに詳しく知りたい方はしつけ・トレーニングのまとめ記事もご覧ください。

4. 初日から長時間のお留守番をさせる

迎えた翌日に仕事で8時間不在、というケースは少なくありません。

可能であれば迎え入れのタイミングを連休前に合わせ、最初の数日は短時間のお留守番から慣らしていくのがおすすめです。

どうしても難しい場合は、ドッグシッターやペットホテルの一時預かりを検討する選択肢もあります。

5. 食事の量やフードを急に変える

迎えた直後は環境変化のストレスで胃腸が敏感になっています。

ペットショップやブリーダーから渡されたフードが手元にある場合、最低1週間はそのまま使い続けるのが安全です。

変更する場合は「旧フード9:新フード1」から始め、10日〜2週間かけて少しずつ切り替えます。食事に関する基礎知識は食事・フードカテゴリでも詳しくまとめています。

まとめ:焦らず、でも「何もしない」はNG

最初の1週間は「慣らす期間」ですが、だからといって何もしないでいいわけではありません。

寝る場所の固定、トイレの導入、動物病院の受診、この3つだけは初週に必ず済ませておくことで、その後の暮らしがぐっとスムーズになります。

迎えた犬の日々の様子を記録したり、近所のドッグフレンドリーなスポットを探したりするなら、わんLIFEアプリも便利です。

愛犬の情報を登録しておくと、健康記録やお出かけ先の管理がまとめてできます。1週間後に「あの初日に比べて、ずいぶん落ち着いたな」と感じる瞬間が必ず来ます。

その日まで、一緒にゆっくり進んでいきましょう。

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